アフィリエイトの中間まとめ その2
これまでの記事で、アフィリエイトが使う色々な媒体があることを話しました。その中でもメルマガは最重要なものの一つです。この業界でその地位をずっと維持しています。メルマガのノウハウは既に確立されていると思いますし、他の媒体にも応用が望まれることでもあります。

メルマガの始め方

メルマガことメールマガジンは簡単に言えば、多くの読者に定期的に配信するマガジン形式のeメールということです。

配信は、自分のブルグから配信もできますし、メール配信ポストという業者を使って配信もできます。

WordPressでブログを作っている場合、メール配信が可能になるプラグインが何個もあります。どれか一つ選んでインストール・有効化で使えるようになります。配信数も500通くらいならこなせそうです。それ以上数が増えれば操作は面倒になると思います。

配信業者も何社かありますが、大物アフィリエイトはエキスパ・メール一押しだと言います。何千通、何万通を一挙配信する場合には業者経由の方が確かだと思います。有料ですが。この際、高い到達率のものを選ぶことです。

メルマガを始めるに際して、小玉歩は以下の点が重要と指摘します。

自分が読者に与えられるメリットおよび実績を確認
自分のキャラ設定/自己ブランディング(どんな人に囲まれたいか?)
読者を集める
存在にリアリティを感じてもらう
特典を用意し商品を提案する

これって前に蝶乃舞の記事で書いたことと殆ど同じですね。蝶乃舞は、女王様キャラを作り、アフィリエイト塾の大物講師に頼みこみ推薦を得て読者を集め、ふんだんに無料プレゼントをして相当数の読者を獲得・維持したそうです。

自己ブランディングは大切です。例えば、”会社をクビになり無職で金ない”みたいなキャラを作ると、読者も似たような境遇の人が集まるそうです。これじゃあ商売しづらいですね。

発信者は、コアな読者を意識します。例えば、1万人の購読者がいる場合でも、1割程度は発信者を信用し、メールの返信をしたりする人たちで、自然と内部コミュニティのようなものが出来上がるのです。蝶乃舞の場合、コアな読者を通して市場調査したり、商品の販売をしたりで大いに活用しました。

何を書いたらいいか悩む発信者がいますが、いつもいつも為になることを書く必要はなく、あいだに日常的なことを書くのもいいようです。小玉歩は、無料公開のYouTube動画で、最新情報としてインフォトップのランキングは定期的に流すのも良いと言っています。

ステップメールの活用

ステップメールとは、配信予定を予め決めて順にメールすることです。例えば、登録日が違う新規読者に予めメールを作成し、登録日以降、順に配信することという風にです。つまり新規読者は最初から順にメールを読んだり、あるいは商材のプロモーション・メールも最初から受け取ることができるということです。

この機能はWordPressのプラグインにもついていますが、やはり業者のステップメール機能を使う方が安心できます。

ステップメールは予め作成しないといけないので、かなりの作業量になるかと思います。作成し終われば、後は楽です。よく塾講師が1日30分とか言ったりしますが、これはステップメール作成後の話で、作成前は1日数時間、いや8時間とか費やさないといけないかもしれません。

メルマガ登録は、WordPressブログの場合、プラグインにフォームがついていますので、そのコードをサイドバーやランディング・ページに張ればいいわけです。これは、記事作成の場合のエディターのテキストにYouTubeリンクを張るのと同様です。上手く張れれば、メールアドレスとか氏名の入力箇所ができ、ボタンクリックでリストに自動的に記録されます。

ランディング・ページというのはメルマガ登録のためのページです。登録をしようとする人はメールアドレスの入力さえ躊躇ったりしますので、メリットを強調したりして促すわけです。

業者は、当然、自社サイトにフォームを持っていますので、登録希望者にそこに誘導することで登録を得ることができます。もちろん、業者のHTMLコードをコピーし、自分のランディング・ページに貼り付けることも可能です。

昨今、アフィリエイターは媒体を複数持つのが普通です。FacebookやTwitter、あるいはYouTubeからランディング・ページに飛ばし、登録してもらうというのが通常の方法です。

Line@の場合、教育のステップをラインで済まそうとする試みがあるようで、教育ステップの後、セールスレターに導き申し込みを受けるというのもありますが、効果のほどは不明です。慎重に考えればメルマガにバトンを渡すのが良さそうです。

 

(注)敬称略

 

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