ロングレンジ戦略でブログの資産化
ロングレンジ戦略は、WordPressで作成するブログで長期間の収益化を目指します。ショートレンジ戦略やミドルレンジ戦略のように無料ブログやペラサイト(1ページのみのサイト)とは違い、1歩進んだものにするのです。
何10ページ、何100ページの記事を1つのブログに作ることも可能です。とはいえ1ブログ1テーマの特化型です。この中で、商品の説明あるいは体験談や問題解決法とか将来のメリット・デメリット、更には同一ジャンルの関連商品なども詳しく書いていくのです。
WordPressはレンタルサーバーにインストールして、色々なプラグイン(部品のようなアプリ)を使って多様な機能拡張をすることができます。無料ブログと比べ複雑ですから、初心者には少々垣根が高いかも知れません。が、そこはちゃんと教材に適切な手順や説明がなされていますから、問題はありません。
WordPressを導入して、ブログの資産化を進めるわけですが、多くのスキルを必要とします。当然、スキルアップすればするほど収益が増えるということです。
速攻スキルを習得
テーマ選定ノウハウ
ブログはまずテーマを選び、テーマに沿って継続的に記事を更新していくことになります。テーマはユーザーの獲得に大事なことです。テーマ選別の仕方は、
■あなたの興味や知識があるジャンルを候補にする
■ネットで売れている商品が多くあるか調べる
です。売れ筋は楽天ランキングで調べることができます。アマゾンやヤフーからも同様に調べられます。
またテレビ、雑誌、新聞も、ヒット商品を生み出すことがあります。流行語も生まれやすいですし、その流行語がキーワードになったりしますから要チェックです。
ASPの商品プログラムで具体的な商品の確認ができます。一般に人気がある市場は、
・ダイエット・美容関連
・食品関連
・金融・証券関連
・学び系、カルチャー関連
・コンプレックス関連
・インターネットサービス関連
・子供、教育関連
です。こうした市場の商品はアフィリエイトしやすいとも言えます。日頃からチェックするように習慣付けるのが大事です。
他には、
■ミドルレンジブログでテスト投稿して様子を見てみる
■Googleトレンドで検索傾向を確認する
■検索エンジンでライバルをチェックする
■今後コンテンツを拡張できるかチェックする
以上のような手順でテーマを絞り込み、メインキーワード込みのテーマやタイトルを決めます。
アクセス集める投稿記事の書き方
記事タイトルは、検索結果に表示されます。なので非常に重要です。ポイントは、
■ブログタイトルに沿った記事タイトル
■記事の内容が分かる見出しタイトル
ですが、検索エンジンで検索上位を意識したものになります。検索キーワードは1語のビッグキーワードではなく、2語3語、例えば商品名+安い、といったものにします。ヒントとしては検索窓にキーワードを打ち込んだときにプルダウンに出てくるサジェスト機能を活用できます。
ここではユーザー目線を意識して、クリックしてくれるかを考えてみることが重要です。しかも検索に出てくるのは32文字までという制限があります。その中で、答えや結果、あるいは理由を含めるようにすると効果的です。
また、Ubersuggestという便利ツールがあります。これはキーワードの1語目を入力すると様々な2語目のキーワードが出てくるものです。記事タイトルの示唆をえるとともに、キーワードの組合せでいろいろな記事が書けることを実感できることでしょう。
記事内容は、
■悩み解決の記事
■まとめ系のサイト情報を集めた記事
■自分の考え・意見を書いた記事
■商品のレビュー記事
の4パターを使いこなせば十分です。なお1記事1テーマです。しかも、1記事は完結することが望ましいです。
このためには幅広い知識とライティング力が必要になります。数をこなしていくうちに自然に身についてくるとの経験談です。
クオリティを保って記事を増やしていけば、ブログは成長し、ライバルにも負けないものになります。
教材には、上手な書き方の紹介があります。微に入り細に入りの説明ですので、参考にすればスンナリ書けるようになるんではないでしょうか。
小説のように書く必要はありません。中学生にも分かるような分かり易く書けばいいのです。また、過去に問題を経験したことがありどうやって解決したかは、ユーザーにとって有益ですので書くのがいいでしょう。
心がけることは役立つ記事、有益な記事を提供することです。語りかける感じで書くのが良いと言いうことです。
具体的なネタは、ユーザーからの問合せや質問からネタを探すのが1番いい旬なネタです。これを拡張させれば最高のコンテンツが出来ます。
また、Q&Aサイト、例えば教えてgoo、Yahoo知恵袋などからネタを見つけることもできます。悩んでいる人の質問と詳しい人の回答というまさに一石二鳥のネタ仕入れとなります。
さらにライバルの記事のチェックや書籍・雑誌にも参考になることは多いです。取材やインタビューは臨場感があっていい記事になります。
読まれるテクニック
テクニックですからいろいろあります。
■フォントの大きさを変えたり、色を変えたり
■リンクは途中には付けず、最後に1回だけ付ける
■関連する画像や動画を積極的に使う
■キーワードスタッフィングはしない(キーワードの羅列など)
などです。そして大事なことは、書いた後に必ず見直してみること。場合によっては1晩間を開けてみるというのも良いです。
効果的なブログの運用指針
ブログが完成して3カ月くらいまでは記事の更新に注力してください。1日1記事にこだわることなく2記事でも3記事でもいいです。そうして土台をしっかり固めましょう。
3カ月を過ぎたころからGoogleによる正式なブログ評価が始まります。なので、アフィリエイト記事もこれくらいから反応が取れやすくなります。
100記事を超えた辺りから更新頻度を少し落としてもいいそうです。まあ月10記事以上あればいいとのこと。
その際、読者目線で書くことを心がけましょう。リピーターをしっかりつかむのが目的です。アクセスが増えてくる頃の記事が今後主力になると思って作るようにしましょう。
3カ月を過ぎてからブログも熟成を始め、検索順位も良くなります。同時に古い記事にもアクセスが流れ上位表示を始めます。狙っているキーワードでも全体で徐々に順位を上げていくようになります。クオリティ記事を投稿していればそうなるはずです。
6カ月以降は、月数記事でもパフォーマンスを維持できます。むしろアクセスの動きを見て、パフォーマンスが落ちてきたら記事追加というのでも大丈夫です。
つまり記事追加よりも鮮度を保つことの方が重要です。古くなった記事の更新とか必要ない(重複)記事の削除、あるいはリンクが切れていないかのメンテナンスなどが重要になります。200記事程度でこの段階は終了とします。次なる拡張がありますから。
ロングレンジサイトの拡張方法
最初のロングレンジサイトから派生させて新しいサイトを作る方法です。属性を合わせて、最初のロングレンジから2つ目にリンクを送ることで、2つ目を早く成長させることができます。
属性とは、ユーザーの年齢層、性別、生活水準やレベル、趣味、悩みなどで、この視点で関連する商品やサービスを考えていくわけです。
この属性関連性を使ってロングレンジのサイトを増やしていき、リンクを貼っていきます。また、ロングレンジサイトでなく、スナイパーサイト(セールスレターのようなサイト)にリンクをはって拡張するとういのもありです。
さて、記事の内容別構成比率ですが、大まかな目途は広告誘導記事が7割に対し、広告記事が3割といったところです。
広告誘導記事とは、
■読者の悩みを解決できる記事(7割中3割)
■まとめ系記事(同2割)
■自分の考えや意見を述べる記事(同2割)
といったところです。そして最後が商品紹介記事です。以上のような順番で構成していきます。
効果産むアフィリエイト戦略
情報氾濫のネット世界で差別化を図るため、自分の考えなど、オリジナリティを伝え、役立つコンテンツを提供し続け、悩んでいるユーザーに適切な商品を紹介することです。
必要な人にだけ売るように心がけましょう。あるコピーライターは「マックスでもアクセスに対し5%の販売が限度。それ以上は誇大広告となり、トラブルの元」といっていました。実際の販売は1%台でいいようですが。まあ、無理に売ろうとするのはよくないということですね。
アフィリエイトで重要なポイントは、
■体験したレビューが一番強力
■記事中からしっかり商品を紹介
■商品は繰り返し何度も紹介
■ユーザーは商品より解決策を探している
です。このため例え話を多く使うのがいいです。また商品の否定は極力しない、というのも心に銘記しておくべきでしょう。
ASPはA8ネットのような独自型ASPを引き続き使いますが、一部記事では楽天などのショッピングモール型ASPを使うのもありです。混在させるのです。なお、ASPの細かな説明や使い方なども教材にあります。非常に参考になることと思います。
そして「売れるものから売る」というのが一番のベースになります。ASPのランキングやライバルのサイトを見て注力商品をチェックなどをすることです。
他にライバルのチェック・ツールもあります。SEOチェキ!という無料ツールがあります。これで、インデックス数(Googleにインデックスされている数)が見れます。かつては被リンク数が見れました。最近は被リンク数チェックはやめたようで、別のツールが必要となっているようですが。
再説:キーワード選定
検索者が検索するとき、1語キーワードで検索した時は上位1位のサイトはよく見られますが、2位以下は急激に減少します。これが2語とか3語の複合キーワードの場合、その減少傾向はなだらかだという調査結果があります。また、検索者の4割以上は3語キーワードを使っているとか。
なのでロングレンジ戦略のキーワードは3語とかの複合キーワードを狙います。この方が検索される確率が高くなるからです。
また、追加するキーワードによって検索者の購買意欲の差が分かります。例えば、
・商品名+商品内容 -- 商品には関心あるが購買意欲は低い
・商品名+最安値 -- 購買意欲は非常に高い
などです。つまり、追加するキーワードが購買意欲が高低を示すといえます。なので購買意欲が高い人が使う複合キーワードにマッチしたブルグタイトルとか記事タイトルにすると購買意欲が高い人がアクセスして来るということになります。
因みに、購買意欲が高いキーワードには、「送料無料」「無料」「最安値」「格安」「激安」「予約」「販売」「通販」「申込み」「サンプル」「査定」などなどがあります。つまりこうしたキーワードを狙うのがいいということです。教材の中には、丁寧に具体的な例で説明していますので理解が進みます。
ツールを使ったキーワードのリサーチ
キーワードリサーチツールには、GoogleのUbersuggestやGoogleやYahooをまとめて調べられるgoogkeywordなどがあります。
またブログのアクセス属性を知るうえで欠かせないツールもあります。例えば、ミドルレンジでも話した、i2iや忍者ツールといったものです。アクセス属性が分かれば、役に立つキーワードがどんどん出てくるということです。
スナイパーサイトの作り方
LUREAでいうスナイパーサイトとは、いわゆるセールスレターとほぼ同義です。典型的なセールスレターの構成は、
・キャッチコピー
・サブキャッチ
・本文
・推薦者、利用者の声
・ブレット
・販売
となります。スナイパーサイトも本質的には同じですが、ブログから誘導したところもあるので多少省けるところは省きます。
LUREAではPASONA法則を推奨しています。これは、著名な経営コンサルタントが提唱したもので、次のような構成にすると感情移入が起こりやすく購買意欲を高めるというものです。
■P Problem(問題) [問題点を明確化]
■A Agitation(扇動) [問題点を煽り立てる]
■SO Solution(解決策) [解決策を示す]
■N Narrow down(絞込) [顧客や期間を限定する]
■A Action(行動) [行動を呼びかける]
という構成でスナイパーサイトを組み立てていきます。
このLUREA方式の詳しい説明は、教材に譲ります。購入ボタンの置き場所まで詳しく出ていますから。
スナイパーサイトを作成するツールはSIRIUSが推奨されています。SIRIUSは1ページの
サイトを作るもので、非常に簡単操作ですが機能性は高いというものです。現在もペラサイトアフィリエイトでは主力のサイト作成ツールとなっているものです。
こうして、スナイパーサイトはロングレンジサイトから読み込んだアクセスを、高い確率で成約させることを主目的にしています。
最後に
LUREAは長年人気商材だけあって実によくできています。
ショートレンジ、ミドルレンジは比較的簡単に読みこなせますが、ロングレンジ戦略は普通に難しい所もあります。なんで集中して読破し、理解して実践して欲しいです。
これを教科書のしてアフィリエイトに成功した人も多くいますから、自分の未来に期待しましょう。そうでないと成功しないかも知れませんね。
なので、もし購入されるなら本気を出して打ち込んでください。Mr.Xの言葉でいうなら100%コミットメントする、です。コミットメントというのは普通に分かりずらいですが、日本語では「必死」とか「命を懸けて」くらいの意味でしょうか。