プランと行動
長期的プラン
人は短期的に考える習慣があります。長期的に考えることが苦手なんです。実は、これが資産家になれない理由なんです。資産家になるには10年とか20年以上の長期的に考えなければなりません。毎日コツコツと律儀に資産を構築していくしかないのです。なので長期的に続けられる方法を考えるのです。
全ての人は毎日習慣の中で生きています。無意識的に習慣的に行動するのです。なのでどういう習慣を持てば資産家になれるかを考えなければなりません。それが長期的プランにもなります。
また、習慣は変えたい時には変えることが可能です。自分の内側に留めているのではなく、周囲の人に話していけばいいのです。
習慣
悪い習慣を持っていては資産は構築できません。代表的な悪い習慣は以下ようになります。
■借金をする。借金は諸刃の剣です。大抵は後で大きな苦しみに変わります。
■車を買う。
■価値が下がる負債を買う。例えば、テレビ、PCなど。
■コストのかかる負債を買う。家など。
■衝動買い。
■恐怖からくる出費。
悪い習慣は改め、良い習慣に直す必要があります。新しいルールを作って実行すればいいのです。基本は、儲ける前に出費を減らすことです。そして収入を増やすと資産家になれます。
衝動買いを防止する新しいルール例があります。
・1万円未満の時は最低でも7日間待つ。
・1万~20万円は1カ月待つ。
・20万円以上は6カ月待つ。
これをルール化するのです。
Mr.Xは、収入のうち5%で生活し、95%は貯蓄するということです。多くの人は欲しいと思うものは必要だと思っていますが、本当は必要ではないことが多いのです。このルールの結果、買わなくなることが多くなります。
(注:ドケチな生活ですね。しかし、Mr.Xの場合、使う時は使っています。コピーライティングやマーケッティングなどの資料がある時、何百万円、何千万円でも買ってしまうそうです。これら資料はMr.Xには資産だからです。)
資産家の8割は一代で築いたと言います。つまり一代目です。ゼロからスタートして、いろいろな段階を踏んで資産を構築したのです。
また資産家になる人は満足することを遅らせます。つまり我慢するのです。我慢が究極のスキルになります。
新しい思考回路
消耗品=お金が無くなる、と考えます。風俗は消耗品で、愛人は負債です。買ってはいけないものになります。
どうしても買いたいという場合はもう一度考えてみてください。もしそのお金を投資したら、10年後20年後にいくらになっているかということをです。それが買おうとしている物のコストと考えるのです。
宝くじに夢をみてはいけません。宝くじに当たる確率は雷に打たれる確率よみ10倍低いのです。つまり、宝くじに当たる前に10回雷に打たれる可能性があるというのです。
また現金主義が大事です。借金などの人の金を当てにするのでなく自分のお金で出来ることをやるのです。借金をすると脳がマヒしますから、良いことは起こりません。
価値を構築する
価値、資産、富
価値というのは他人が感じるものです。つまり相手の中にあるものなのです。相手が何かを感じて初めて価値があるということです。
端的に言えば、相手の恐怖・不安・問題を解決してあげることや快楽を与えてあげると、相手は価値を感じます。つまり商品アイデアはパッと思い浮かぶようなものではなく、相手の恐怖・不安・問題・痛み・快楽や満足を理解し、その解決であるということです。
資産は、前にも言いましたが、価値が上がり続けるものです。現金は資産ではありません。
富はバランスの取れた資産の組合せです。ポートフォリオを組んでバランスを良くするのが良いです。
紛らわしいパラダイム
「奪う」と「与える」は、「受け取る」と「提供する」とは別物です。殆どの人はこのことを理解していません。奪うや与えるは太古の昔に起源をもつものですが、これでは資産を構築できません。どんなに正当化してもダメなのです。
これに対し、長期的に資産を構築した人は提供することが好きなのです。つまり稼ぎ続けている人の方が絶対的に優位ということです。
パラダイムの変換は次のようになります。
■最初は奪う与えるパラダイムでも、
■与えて自分も貰います(交換)
■そして提供し受け取るパラダイムにするわけです。
もし相手が同じパラダイムにいれば進化もします。この提供し受け取るパラダイムは究極のパラダイムです。毎日が楽しく過ごせます。
セロから価値を構築
価値の構築とは、周囲の人が感じる価値をゼロから作り上げることです。この価値を理解するとドンドン作り出すことができます。
いろいろなものを組み合わせて価値を作ることができます。アイスとコーンを組み合わせてアイスコーン。消しゴムと鉛筆の組合せなどなどです。企業家というのは、価値を合体させる人と言ってもいいかもしれません。
重要なことは、価値を提供した時受け取りが少なすぎると思われるくらいで良いのです。例えば、1000万円受け取りたいなら、1億円の価値を提供するとか。また、他の価値を受け取ることもありです。Mr.Xのテレセミナーはパブリック・スピーキングのノウハウを受け取った例です。
究極のビジネススキル
それは同情です。同情こそが究極のビジネススキルなのです。相手と同じ感情になるということなのです。同情が出来ないと独りよがりになってしまいます。同情さえすれば失敗しようがないのです。
同情のスキルを磨く必要があります。分かった振りしたりする人がいますが、全然分かっていません。もっと聞かないといけないのです。聞いて聞いて聞くのです。そして100%分かってきます。分かったつもりでは終わりです。
本物の価値のあるものだけを提供します。小手先の偽物を提供してはいけません。もし必要で短期的な欲求に対応したとしても、その後にホンモノの価値を提供しないといけません。もっとも、本物の価値だと相手は欲しがらないこともあります。本物の価値を前面に出しても売れないことがあるのです。悲しい客の実態です。
スキルの習得はまず真似から入りましょう。「守破離」です。真似て、吸収し、自分の革新を作るのです。多くの人は、この逆をしてしまって間違います。成功したければまず真似から入ることです。完璧に真似をして吸収していくのです。そうして革新することができのです。
ビートルズは何年も10何時間もカバー曲ばかり練習していました。まずカバーです。全て同じように弾けるようになるまで。これが大事なんです。ピカソもデッサンを何度も何度も書いていました。完璧に同じように弾けたり描けたりできるのが第一ステップ。そして吸収のステップ。この順でやれば成功できます。
自分自身が価値を感じるものに投資をしてみましょう。Mr.Xは、いろんなマーケッティングの本などを何千万円も投資してきました。なので、どの分野が良いか理解しています。
■健康市場
■人間関係の市場
■ビジネス関係市場、特に金融関係は長期間ベストセラー
本当に人間の欲は変わりません。あなたは直ぐに金持ちになれるとか、金持ちになれば女の見る目も違ってくるとか。昔からあったものも変わりません。
お勧め市場は、基本的にはタッチできない商品が良いです。例えば人間関係とか、スキルとかです。物質的でない見えないものという意味です。
スキル習得には本物をマスターするという意識を強く持たないといけません。どっぷり浸らないといけないのです。Mr.Xは、1800年代の本も読みます。現在のものを読みます。多くの資料をファイリングして、必要に応じて参照しているのです。
また、スキルをマスターするには時間がかかることを覚悟しましょう。昔は弟子入りなどしていました。時間をかけた成功者とそうでない人は非常に大きな差があるものです。
同時にメンターになることもお勧めです。自分自身がメンターになって、誰かに教えることで、自分自身の習得期間が短期間になります。
この際注意することは、なれ合いになってはいけないとこです。こうなると、感謝されないし、当たり前のなれ合いになってしまいます。全力で受け取れなくなるのです。そう感じたら師弟関係を終了することが必要です。自分にも相手にも良くないからです。人間関係は3年周期とか5年周期と考えていれば気が楽です。
究極の資産
エジソンの言葉で、成功するために必要なことは、肉体的精神的エネルギーを一つのことにフォーカスして最後まで続けることというのがあります。重要なのはフォーカスすることです。目移りしたりしてはダメです。フォーカスできれば成功できます。自分の道をしっかり決めてそこにフォーカスするだけです。
資産
資産を構築しないといけない理由は、人生の中で充足感を感じれるし、生きている意味を感じれるからです。色々な価値を提供しますので、世の中にも貢献です。つまり価値提供は使命ということです。なので資産を構築していないのは使命を全うしていないということになります。
「金持ちはケチだよね」とよく言われます。ネガティブな発言です。負け犬の言葉です。Mr.Xは、ケチですねを言われえると喜びを感じるそうです。何故なら、資産家はケチで、資産家でない人はケチでないからです。つまりMr.Xは資産家ということになります。
ケチというのはスキルです。何が資産で何が負債かわからないとできないからです。貧乏人は車を買うが資産は買わない。資産家は資産を買うが車は買わないのです。資産とは価値が上がるものです。価値を生み出すものです。日本の中流は負債を資産と勘違いして買っているふしがあります。
資産には2つの種類があります。内面の資産と外面の資産です。内面の資産はスキル、経験です。何よりもまず内面の資産を構築すべきです。アインシュタインの言葉に「問題を生み出した思考レベルではその問題を解決はできない。」というのがあります。つまり、内面のスキルを上げなければならないということです。
一方、外面の資産は株、不動産、アンティークなどです。内面の資産に投資できなくなれば外面の資産に投資すればいいのです。しかし、外面の資産にも研究が必要で、めんどくさい面もあります。注意点は、資産購入は現金でやること。借金はしてはいけません。加えて自称プロにお金を預けるな、ということです。
究極の資産
それは、
■人間関係(友人関係、マスターマインド、メンター)
■信頼(構築は何十年もかかるが失う時は5分)
■フォーカスのスキル(一つに集中することを身に着けること)
の3つが究極の資産です。
天才だけとかかわるよう心がけましょう。天才は1000人に1人しかいませんが、1人の天才と関わることができたら、雪だるま式に増えていきます。そして自分自身も天才になる必要があります。なので、まず自分自身に投資です。
マッチメーカーという方法を使うと、信頼関係を加速して信頼を得ることができます。これは、価値ある人と知り合ったら、独り占めしないで、その人と誰かと紹介するのです。盗られることはありません。二人が仲良くなると三角関係で関係が深くなります。つまり二人は紹介者のあなたに信頼を深くするのです。
富を築く方法
行動
お金は行動する人に付いてきます。資産も富も行動する人に付いてきます。全て行動する人が手に入れることができるということです。
ここで資産を3つに分けて考えます。
■肉体という資産
■感情という資産
■精神という資産
この3つの全てで資産を構築することが富を築くことだと考えます。富が出来れば自由になれます。自由は、素晴らしい人に囲まれ、パワーを持っているのです。
全てを行うことに意味がありあます。全てを行わない限り変わりません。すべてやって初めて100を得られる。99では資産家になれない。100をやって継続していけば資産家になれる。まず自分がやってリードできないといけないということです。
富を築くマインドセット
何かを学ぶだけでは不十分です。長期的に信じ続けることが重要なのです。この世の中には資産があふれており、価値も富があふれていると信じることです。そして自分自身とお客さんを愛することです。しかも長期的でないといけません。
そして新しいパラダイムを持つことです。資産を構築することが人生のプロジェクトであるとするのです。一つの楽しいゲームと思いましょう。意味なんかを追求する必要はありません。全力でプロジェクトに取り組み、楽しくやればいいのです。汗をかきながら涙を流しながらも最後に楽しかったと思えます。このゲームに長期的に参加し続けられる人は少数です。だから少数の人が資産家なのです。
メディアを無視することです。皆さんはホントの意味でメディアに騙されているんです。メディアが真実を伝えることはありません。一部の普通じゃない人を紹介しているだけです。野球選手になるとか宝くじに当たることは確率が非常に低いことは言いました。もっと確率の高いゲームの方が参加し甲斐があります。確率の高いゲームで試合をするのです。なのでメディアは無視、参考になるものがありません。勝てるゲームはそこら辺い転がっていますから。
一つのことだけに集中するのです。これが成功の秘密です。3時間遊ぶかコピーをするかで、どんな差が生まれるか考えましょう。10年で見ると数億儲けるか損するかの差が出です。ちょっとした無駄でも全体を打ち消すようなことになることがあります。フォーカスすることです。
所有をせずにコントロールする。貧乏な人は所有したいと考えます。この考えが資産を構築の壁になっているのです。資産家は所有していないが、全てをコントロールしています。例えば車を保有するにも専用のLLCにするとかです。自分は所有しないが、コントロールする立場にいます。本当の資産家は資産家というのがばれないようにしています。全て借りている物と考え、執着を捨てましょう。
リスクをマネ―ジする。リスクは必ずあります。避けることはできません。人はリスクをむやみにとる人とリスクを避けようとする人がいます。共に資産を構築できません。リスクをマネージするというのは、安全ネットをはるということです。小規模でテストをし、失敗しても大丈夫という状態にしておくことです。
資産を構築していくうえで、今までの人を手放す必要がでてきます。資産構築に邪魔になるものはすべて捨てる必要がありあます。
全ての問題は新しいスキルで解決できる。このスキルが複数になると収入や資産が掛算で増えていきます。スキルは掛算で、雪だるま式です。
自分が決めたルールを守る。多くの人は自分で破っています。
健康、人間関係、お金の順番でマスターしていく。まず何よりも肉体を健康にする。これがないと次の人間関係やお金も付いてきません。
アリとキリギリスの話があります。この物語は真実です。アリになる必要があるということです。コツコツやって最後に笑うのはアリです。なので持っている種を投資してコツコツ育てましょう。
4つのライフスタイル。多くの人が資産家になれないのは自分の性格に合っていなにライフスタイルを選んでいるためです。4つのうち一つを選んで他は無視すればいいのです。その4つはつぎのようになります。
■従業員ライフスタイル、
歩合制などの高収入、借金なし、資金を投資(インデックスF)
■フリーランスライフスタイル、
個人事業でスキルを提供、借金をしない、
■投資家ライフスタイル、
FX、株式など、
■ビジネスライフスタイル、
価値あるものを提供、従業員を抱える、
自分に合ったものを選んでやっていけばいいのです。
長期的にトレンドはあります。例えばインターネットはドンドン拡大している。ビジネスや広告はインターネットを介して増えます。インターネット。マーケッティングは終わるどころが成長するのです。
資産家と接する。貧乏とは接しない。資産家はインターネットマーケッティングを知らないので、知りたがっています。スキルを提供して使って近づけばいいのです。
コミュニケーション力を磨く。求めることを確実に得るためには、確実に伝える必要があります。アメリカ人でもヨーロッパ人でもはっきり言えない人は多い。これではダメです。伝えたいことはダイレクトに言うのです。
セイレーンの歌。オディセウスが帰路に船で帰る時、セイレーンが歌で遭難させていた神話があります。人生でも誘惑は一杯あるのです。誘惑に打ち勝つには、オディセウスになることです。決めたルールを守り通して、資産家への道を歩み続ければいいということです。
最後のスキル
・とにかく借金はしない。これを信念にすることです。
・資産は価値を提供して、色々なものを受け取ることです。
・お金は、資産にすぐ交換する。
・出来るだけ自分の知識に投資する。
・あまったものをインデックスFを買っている。資産だけを買います。
・10年20年30年単位で考える。
・ネガティブな感情を持たない。
・なりたい人のことはドンドン褒める。
・インターネットマーケティングは伸びる。
・パッションをもってスキルを習得する。
・ミラーニューロンのことも考え、なりたくない人は聞かな会わない遠ざける。
以上が進化する方法です。とにかくコミュニケーションを勉強することです。自分が求めることを手に入れるまで止めてはいけません。
進化
このスキルは毎日練習して磨く必要があります。
一つは、自分の生まれ持った才能を全て書き出す、
二つ目に現在の知識スキルを全て書き出す、
三つ目に誰と付き合いたいかをリストアップする、
四つ目に自分がこれからマスターしないといけないスキルを書き出す。
そして、行動プランを決めること。アクションを具体的に決めます。
1.どうやってスキルをマスターしていくかを書き出す
2.どうやったら天才たちに会えるのか書き出す
3.メンターとの出会いや学びを得るかを考える
4.ビジネスプランを行動レベルに落とし込む
以上をすることです。結局自分との対話になります。
計画通りには絶対行きません。でも計画しないと進めないのです。計画を遂行している間で誰かに会い、新たな道へのキッカケになることもあります。
初めの一歩を踏み出すことですべてが始まるのです。まず一歩を踏み出す。最初の一歩を踏み出し、後戻りできないようにすることです。後はリスクをマネージして上手くやっていけばいいのです。自分を追い込むことも必要です。踏み出せば、肉体面感情面精神面で進化できます。
これからどうやって生きていくかはあなた次第です。誘惑に惑わされず、自分のルールを死ぬまで実行すれば必ず資産家になれます。
自分の得たスキルを使って価値を提供している道のりが大事なのです。それが資産なのだと気付いてほしいのです。
以上