和佐大輔×木坂健宣 ネットビジネス大百科2
長年ロングセラーを続けたネットビジネス大百科の改訂版ネットビジネス大百科2が販売されて早や1年以上経過しました。今回は無料ですが、無料の条件にサロンに加入することがあります。新版はコミュニティを中心テーマに据えたようです。またコミュニティ専用のアプリ開発計画を作成するなど、ネット社会の変化を映したものとなっています。

ネットビジネス大百科2を無料で取得

10年以上前に発売されたネットビジネス大百科が2019年にリニューアルされ、ネットビジネス大百科2となり無料で販売されて話題を呼びました。

無料には条件があります。和佐・木坂サロンへの入会とFacebookのWASAKISAKAサロンへの参加です。サロンに入会すると月額2,000円の会費の課金があります。

遅ればせですが、条件を呑んで参加しました。会員サイトで、ネットビジネス大百科2の動画を見れたり、ダウンロードできたりです。また、初代のネットビジネス大百科もダウンロードできました。

木坂健宣のコミュニティ情報起業論

早速動画を見ました。初めて見たので馴染みのない用語など出てきて少々戸惑いました。

「コミュニティ」を中心概念に置いて、切り口を変えたようです。理解を進めるため、勝手に蝶乃舞(過去記事で取り上げました)と主な点を比較対象してみたいと思います。

木坂健宣 蝶乃舞
ターゲット コミュニティ コアな読者
発信者キャラ MSP(Me Selling Proposition)リーダー像を打ち出す。
リーダーは①先頭を走り背中を見せるリーダー、②伴走するリーダーがあり、本人に合ったほうに収束するが、①の方がよいとのこと。
女王様キャラ/直ぐやれキャラ
運営 リーダーは毎日選択の連続でMSP強化を図る。リーダーはコミュニティ・メンバーの変化にいち早く気付くようにする。セミナーや動画配信も行う。 読者からのメールには細かに返信。1日200通もあったとか。また無料レポートなどプレゼントも頻繁に行う。メール配信は時々価値あるものと、間に面白いことでつないでいった。
販売 コミュニティが勧める必要な物、メンバーに必要なものを販売。セールスレターが不要なくらい簡単に販売ができる。 メールでアプリなどのマーケット調査も行い、読者内で販売し、予想以上に成功。
通常のメルマガ販売も。

コミュニティですから入会退会がメルマガ読者より手間がかかると思います。そのためターゲット層がより一層濃くなるということでしょうか?なのでコピーライティングやマーケティングに大きな影響を与えます。

マーケティング面では、コミュニティ・メンバーを中心にしますから、大規模なリスト取りとかはなくなります。身内みたいなメンバーを中心に販売活動です。あえて言えば、メンバーは日常的に増やすように努力するんでしょうか?

またメンバーは濃い読者に相当し、初めから興味や信用などを持った人たちです。そのため長ったらしいセールスレターは不要となります。この効果は非常に大きいです。

むしろ日常的なキャラ作りが大事で、リーダーは日々選択の連続とのことです。しかもキャラは架空の物ではなく自分からにじみ出たものでないといけないと言います。何故なら直ぐバレルし、続かないからです。

これが成功すれば自然なマネタイズの仕組みも作れるというわけです。

マネタイズやお金について木坂流の考えも披露されていました。お金を稼ぐのは、お金を所有するためというよりは、沢山あるお金の一部の決裁権を得ることと考えるそうです。こう考えることで、日本人によくあるお金を稼ぐ(所有権を得る)ことのやましさや抵抗感を払しょくできるとのことです。もっとも彼は“大宇宙教”の信者ですから、他の人がその境地に至るには修行が必要かもです。

和佐大輔のENERGEIA(エネルゲイア)

ENERGEIA(エネルゲイア)とは大規模なコミュニティ・サロンと部活のオンライン・プラットホーム構想に命名されたアプリの名前です。古代ギリシア語のようで、その意味は、開花・爆発・可能性の体現・卓越性ということだそうです。元々は木坂の案ですが、和佐が企画実現に奔走しているとのこと。

中心は“部”と呼ばれるグループが多数存在し、リーダーが目的方向に引っ張っていくような部活が展開されます。部の下にまた部をつくったり、下克上的な展開も許容するというのが基本構造。その中で、セミナーやイベント、コンテンツ販売などなどを可能にし、決済もアプリ内で行われる設計だそうです。

これによりリーダー(主催者)のコストが大幅に軽減されるそうです。今までのアプリのような手続きなどのめんどくささを大幅に軽減することで、リーダーの目的追求をしやすくするものとのことです。

まとめますと、
・基本機能:コミュニティ運営機能
・グループ運営機能
・投稿機能(写真・添付ファイル・アンケートなども可能)
・イベント機能
・ユーザー権限設定機能(管理者を複数人設定できる)
・メッセンジャー機能(一斉配信も可能)
・ステップメールの代わりになる機能
・決済機能(入会条件を有料にできる)
・ライブ配信機能
などなどを実装していく計画です。

なお売上げや費用はポイントで処理されます。ポイントは法制上6カ月で失効なので、現金化の道を開く予定です。最終的にはENERGEIA経済圏を作りたいとのことです。

Facebookを彷彿させるものですが、Facebookの弱点をカバーしたものになっているそうです。

FacebookグループのWASAKISAKAサロン

この記事を書いている時点ではこのグループに入っていません。ペンディング状態です。

投稿者は、現在、和佐大輔中心ということで、最低1週間に1回以上投稿とのことです。ずっと年収1億以上を続けている人の考え方などを知ることができるいい機会ではないでしょうか。

詳しい感想は次回の記事にしたいです。

 

(注)敬称略

 

 

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