
集客
集客には、
■ただで集めてくる、つまり無料アクセス
■借りてくるアクセス(アフィリエイト利用など)
■買ってくる、つまり有料アクセス
があります。
無料アクセスとは、無料レポート・ポストを使ったり、SEOの効果を狙ったりです、販売目的では、これらはゆっくりのんびり過ぎてあまり役に立ってくれません。おまけに無料レポート・ポストでメルマガ始めても精読率が悪く効果が低いといいます。みんなスレてきたから。
では有料の広告となります。が、利用されているかというと躊躇う人も多いとか。広告だして一つも売れないんじゃあと心配するため。そのくせ高額商材はポイポイ買っているわけの変わらない心理です。
結局、新しい読者層を探そうということです。(※当時と違い今だと、Twitter、Facebook更にはYouTubeやインスタグラム等が集客に使えますね。一部成功している人もいます。)
広告
広告媒体は色々あります。
■オーバーチュア(現Yahoo!広告)
■アドワーズ(現Google広告)
が広告の中では一番の効率的。他に、
■まぐまぐなどのメルマガ広告
■他の個人のメルマガ配信者に頼んで、掲載してもらう広告
川島和正や与沢翼はトップクラスですが、他にもいます。まあ、適当なメルマガ配信者を探すのが大変ですが。
(※今風ではFacebook、Twitter、YouTubeなどにも広告を載せることができます。実践者の話ではFacebookでの集客は反応率が良いとか。)
オーバーチュアやアドワーズはクリック連動型のPPC広告で、上限予算も制限出来るものです。例えば、1000クリックで5万円までとか。またメルマガは1通当たり1円とか0.8円(当時)とかですから、2万通の発信しているメルマガに広告掲載となると1.6万円~2万円の計算です。
広告掲載の結果、100万円200万円稼いだらいいじゃないかと仰る。(※1クリックに対する成約率を1%として、1000クリックあれば10件の成約の可能性です。仮に1商品10万円とすると100万円の売上げという計算です。)
それにつけても和佐は手堅い。最初は無料でコツコツやって実際に売上げが上がったら利益の半分を広告費に使うとの考えでした。慎重です。この世界、魑魅魍魎でボッタくりリスクがあることを心配してのことだと思います。
10万円の商材は喜んで買うのに5万円の広告費支払いには消極的。だから儲からないんだとのことです。
広告の誘導先
広告打ってどこに誘導?セールスレターかメルマガ登録のランディングページか。(※今はダイレクトにセールスレターに飛ぶのは制限アリ?)
商品購入を見送った人も依然として見込み客ですから、やはりランディングページでメルマガ登録してもらう方が良いという結論です。
登録には無料プレゼントは欠かせません(※和佐×木坂はそこまでは言いませんでしたが、Mr.Xは有料商材と同等のクオリティでないといけないと言います。)
無料リスト取り(※念のため)
無料レポートは避けては通れません。ポストは5つも6つもありますので、登録しておくことです。(※当時と事情が少し変わっています。トップのメルぞうは健在ですが、まぐぞうはなくなった?メルぞうの発行者登録は課金されるとか変わってきてます。要確認です。)
1つ無料レポートを出すと100人200人集まるとか。5つくらい無料レポート出せば1000人近く集客できる計算です。最終的には1カ所に集めればいいという考えです。
ただ、こうした読者には安心してはだめ。無料レポートもらったら登録取り消しとか多いとか。
また、まぐまぐのように規約違反だとすぐ削除するところもあるそうで。結局は独自配信に持っていかないと、です。
情報ビジネスの稼ぎ
「100万でいいです」「50万円ほしいです」では、フリーターやっている方が楽とのことです。やっぱ、月300万円はめざしていかないと。
木坂曰く、月2000~3000万円くらいは一人で稼げる。
メルマガ自動化したステップメールもあるので、収益自動化も簡単に作れます。ニッチサイトを何十個も作れば億も夢じゃない。(Mr.Xも同様なことを言ってます。彼は実践者ですが。)
プライド
邪魔。嫌がられるんじゃないかなんて考えなくっていい。嫌がられているとわかったら、それをデータにして、別の攻略法を考えればいいじゃないかとのことです。
失敗したくないとかのプライドが最初からあっても何にも役に立ちません。(※多くの人の言っていることです。)
この消極性は日本の教育のせい?愚民化教育の最高の優等生は最高の愚民?つまり官僚とかは愚民中の愚民で、彼らが日本のかじ取りをしている?スリラーですね。
もっとも、「上手くいかなかった」は「失敗じゃない」というお考えのようです。なのでやりまくりましょう、です。100回チャレンジすれば心も強くなる、そうです。(※そんなこと当然でしょう!ネットビジネスの挫折者は引き籠りのマザコンお坊ちゃまですか?)
メルマガの内容
売れるためにはどうしたらよいかを常に念頭において、究極的には、
■どういうものを買うのか
■どういう人から買うのか
ことばっかりを考えるってことだそうです。
例えば、
「こうやったら、体重1キロ落ちますよ」とかだったらお金払うから。こういう視点が重要。つまり、悩みを早期カンタン解決みたいなもの。さらに、努力もせず、お金もかけず、みたいな。(※そんな商品あるんですか?)
「満たしているふりを売る」てのも仕方がない?許容範囲にあるみたい、です。
また、知識ない人からは絶対買わない。信用・信頼も必要。信用は「この人まとも」というレベルで、信頼は「この人は専門家」というレベル。この人の言うこと聞いていれば大丈夫と思い込ませるです。
つかり買う時には重要な要素は、信用、信頼、好意ということ。(※これはMr.Xとは若干意見を異にしています。Mr.Xは「ライバルの彼奴にうんこ漏らさせるほど差をつける○○」というのは感情に直接アピールするお凄いキャッチと言っています。つまり、感情へアピールが大事ということです。)
ふり幅の広さも見せるのも効果的とか。めちゃ硬派なのに花を愛でる、とか。(※下手なたとえですみません)
だけど、統一感があることが重要です。そして最終的には人間的厚みを出していくこと、とのことです。
もう一つの真理は、「1日1人に嫌われろ」的なこと。アンチが増えるとファンも増える。そして売上げも増えるということです。妙なパラドックスですね。真実っぽいですけど。
まあ、最終的には積み重ねが大事ですけどね。
メルマガの内容 その2
同じことを3回言う。言葉を変える必要があります。でないとウザがられます。
読者は読み流しているのが普通です。そして、途中で忘れてしまうことが多いそうです。なので言葉を変えて同じことを3回です。
それに最初のメールは気合を入れて書かないと!第一印象悪いでは元も子もなくしてしまいます。教育は最初で決まっている、とのことです。
また商材の内容も少し表現を変えて出すのもいいんじゃないかとか。その物ズバリの丸写しみたいなのはまずいでしょう。なので、「友達にこんなのがいて、・・・したんだ。」とかに変えるとか、だそうです。購入者は、覚えてないし、メールやビデオを見返したりしないので問題は起こらないと言います。(※これはMr.Xも同様なことを言ってました。読者・購入者の一面ですね。)
販売
商品の販売日は前振りをしている方が良い。特典も用意していることも話します。特典は不自然でなく、例えば「商材はもうできてしまったので、今から足すこともできないので無料で上げます」のような感じで。
予告しているので販売開始時間はいつでも良さそうです。でも午前6時とか、起きていない時間にすると買いたい人は我を忘れますね。これでファンは増えるけど、売上げ自体はあまり変わりません。
緊急性を出すために時間限定したり、本数限定したりすることもあります。もっとも時間限定の方が効果はありそうです。また特典の数も時間によって限定するという方法もありですね。
ロスタイムとかあるけど。「サーバーがダウンしたので延長します」とか。これって嘘ですね。事前に決めていないとできませんね。効果があるとは思えないし。
クリックさせるためのポイント
クリックしてくれ、とチャンと言うことです。行動を促すことです。
他に追伸を設けて、緊急性を出したりするのも効果がありあります。
セールスレターは短い方が良いと仰います。メリット並べて自己満するより、読み手の利便性に配慮する方がいいということですね。
もしメールで全部説明しきって、特典の話もしていれば、レターはホントに短くっていいです。究極的には申し込みフォームだけというのもあり得るわけ。つまり、メールでセールスかけられて、セールスレターでも似た様なもんじゃ少々うっとうしいでしょう。
まとめ
■リスト取りは無料と有料があるけど、無料だけには頼らないようにする。全部の手段を使いましょうということです。
■教育は自分の人間的な深みとか厚みを出していき、信用と信頼と好意を獲得します。特に好意が大事です。(※見込み客の不安・問題・痛み・欲求などを徹底的に調べようとするMr.Xのやり方とは若干違いますね)
■販売は、余計なことはしないことです。期間限定の場合、1回くらいはリマインダーのメールを出すのも必要ですね。忘れている人いますから。毎日出すとうっとおしがられます。「かっこよくないとダメなんだよ。モノを売るってのは。」by木坂とのご意見です。
■売れて代金の使い方。広告を打つのが良いです。予算の範囲で全部の広告媒体に出すのが良いです。個別にバラバラに出す時よりも効果が大きくなりますから。
■PPCやメルマガ以外では、広告の探し方があります。ネットだったらスペースがあったら広告出せるのじゃないかと考えますね。そして管理人にメールを出して問い合わせます。さらにSNSとかで広告出せそうかを調べます。探せば色々出てきます。
■広告は何回かすると効果が緩やかに下がります。なので新しい広告先を探せばいいということです。レターやメールがちゃんとしていれば広告費より稼げないということはないです。
■広告でうまい話には気を付けないといけないですね。3万クリック保証とかありませんから。和佐も騙されたことがあるそうです。魑魅魍魎の広告業界です。
■それでも広告はどんどん出す。広告の効果で売上げが大きく増えることがありますから。広告の効果測定には「キャンペーンマネジャー」みたいなソフトで解析できます。Googleのアナライザーは優秀ですが使い方が難しいのが難点。まあ色々あるけど一つのアクセス解析ツールをずっと使っているのが良いようです。
■広告で売れれば、その広告をドンドン出すのが良い。
■ネットで売上げ拡大を狙うなら、広告かアフィリエイターしかありません。重要なのは広告の方で、広告で目立てばアフィリエイターも集まってきます。ASPで順位が上がればまたアフィリエイターが集まるという循環になります。
■アフィリエイターには文章、バナーとか用意してあげる方がいいですね。基本的にアフィリエイターは何もしたくない人たちですから、とのことです。報酬率も30%以上あげないとやる気起してもらえないとか。
■拡大したいなら、少なくともリストと広告を優先的にやることです。そして使えそうだったらアフィリエイターも使うということです。
■その次はバックエンドとか商品ラインナップを増やすこともしないといけないですね。
マーケット・リサーチなど
ターゲットにする市場選びは重要です。しかも組み合わせを考えないと。ニッチといっても切り口を変えると随分変わってきます。例えば、竹ぼうきでは売れなくとも○○用竹ぼうきにすると急に売れることがあります。
同じものでも、コンセプトが変わるとニッチも変化します。もし大きな市場の中にあるのであれば、多少手を加えて、ラベルを張り替えて売っていけばいいということです。
では有望なマーケットの見つけ方ですけど、雑誌を見るといいです。雑誌は広告費で成り立っていますから、広告が出ているものは買う人が一杯いるってことです。
よりニッチ的になると業界紙とか専門誌にヒントがあります。
100万200万でよければ本屋さんにヒントがいっぱいあります。あとはネット関係で検索何回とか、コミュニティの有無などを調べればいいわけです。こうしていけば、ニッチ・マーケットをいくつでも見つけ出せるということです。
そしてバックエンドを充実させることは必要です。何十個も作っていれば月1個販売すれば1年2年持つということです。大きく稼いで長く続けるには、バックエンドにかかっているといっても過言ではないですね。
情報商材売っても、中途半端じゃ意味がありません。3000万円儲かったくらいじゃアフィリエイターへの支払いや税金でなにも残らないです。サラリーマンの生涯給与が2億円とか言われているので、情報起業家は5億円稼がないと。
バックエンドの作り方は、まず商材購入者の位置を特定し、その先になる障害や壁を知ることです。その壁の乗り越え方を商材にすればバックエンド一つできるということです。ベタなレポート一杯作ったり、いくつかまとめて一つのでかい商材にすることもできますから。
1000円のレポートなら無料レポートみたいな枚数でもいいでしょう。内容さえしっかりしていれば50ページでも十分?これなら毎月一つは作れるでしょう。
さらに見込み客のフォローは密にやらないと。木坂は相当商材買ってるけど販売者やアフィリエイターからフォローのメール送ってくるのは1割もいないとか。やはり定期的にメールは送り、プレゼントもあげないといけない。これ重要です。
それと購入者は未購入者と分けてVIP扱いして、メルマガも別にしてフォローしないと。殆どが今後もいいお客なんだから。高い商品買ってくれますから。(※Mr.Xも購入者を親友と思えとか言ってましたね。)
海外では、安い商品から高いものまで全部やっています。商品ラインナップを整えることですね。品揃えが出来てないとその後の展開が難しくなります。
リストを取る(集客)、教育する、販売する、拡大するの4点を具体的にどうするかの話をしました。大事なのは自分が使いやすいように整理して、やってもらえればってこと。
最後にメールの到達率ですが、最近は非常に悪くなっています。ASPからのメールだとスパム扱いされることが多いです。ひどい所では到達率1%以下とかあります。
一番良いのは、専用サーバーを借りて、「楽メール」みたいなシステムを使うことです。これだとASP使った独自配信より全然届きますね。
それとセキュリティはちゃんとやっておかないと。フォーム暗号化しても、のぞき見ソフトもあるみたいなので、セキュリティ対策は必須です。
感想
さすがはネットビジネスで長年生延びた人です。ここまで、微に入り細に入りの内容は他にないですね。
特に最近の新しい媒体を使ってテクニックに走っているような商材とは比較にならない。テクニックは直ぐ劣化しますから長持ちしません。
それを教え込むコンテンツビジネス養成講座は本当に貴重です。新しい古いの問題じゃない。本質は非常に長く続きますから。例えるなら、本質が10万円でテクニックが2~3万円みたいな関係ですね。是非コンテンツビジネス養成講座の概要も読んで頂ければと思います。
(注)敬称略