Anki
Mr.Xは旅行に紙とペンを持って行ったといいます。
旅先でアイデアが出れば書き留めるためではなく、紙には彼が最重要と考えている数々のマインドセットを書き記しており、毎朝読んでいたそうです。
また、マインドセットに従って、彼自身の内面のことをひねり出して書き記していたとか。Mr.Xのような人は紙とペンを活用して素晴らしい成果を収めました。
ではあなたはどうでしょうか?
デジタル世代ですから紙とペンだけでは抵抗あるでしょ。そんな中、最近、Ankiというアプリを見つけました。
英単語を効果的に覚えるためのツールだそうですが、ネットビジネスに応用が効かないか試行錯誤をしていきたいと思います。

ネットビジネス塾の多くの生徒は理解さえしない

ネットビジネスの商材を買っても、7割以上の人は教材さえ勉強しないとか。何故なんでしょうか?
■買っただけで満足した?
■難しいからお手上げ?
■手取り足取りしてくれる人をず~と待っている?

また、果敢に挑戦した3割の人も、その半分は脱落してしまうそうです。

購入経験者ですから、内容の難しさは分かります。とにかく量が多いんです。加えて、ブログやFacebook、TwitterにInstagramはたまたYouTubeなどの動画もやれというのではパンクして当然。大量の教材を一生懸命読んでも頭に残るはずがないじゃないですか。

今大きく稼いでいる人たちは、学校では落ちこぼれに近い人たちばかりのはず(偏見でしょうか 😳 )。まあ少数の人は天才秀才がいるようですが、大多数は教科書もろくに読まなかった人のはずです。なのに山のような教材をポンと渡し、仕事は済んだ気でいらっしゃる。同情がないですね。

こんなに広範囲なことを素人にたった3カ月程度で習得しろと言うのは無理。もっとロングランに考えないとダメじゃないですか?

ネットビジネスの要諦は理解と実践

ネットビジネスの殆どは個人企業です。上司の命令とかない労働環境です。なので、本人が十分に理解して、1人で実行する仕事です。

このうち、後の実行はその人のやる気や自主性に任せるしかないですね。

理解の方は改善する余地があると思うんです。某オンライン講座の人気科目に「勉強法の勉強」というのがありました。そこでの最大のキーワ―ドは、「反復」です。

(注)和佐大輔は反復をしないといってますが、それは彼の環境によります。一つは、彼は記憶力が非常に良いこと。もう一つは彼が一言聞けば教えてくれる人が周囲にいるということ。つまり彼は恵まれた環境にいるということで、大部分の人には当てはまりません。

これって英単語覚えるときにやる奴ですよね。単語カードとか作って毎日見たりする。でも近頃は単語カードなんか作らないで、Ankiというアプリでパワーアップして覚えられるんです。上手く使えばTOEICも900点以上の人もいました。また医学生も使っていると聞きます。

このAnkiアプリをネットビジネスの学習に使えないかというのが今回の思い付きです。まあ直ぐには良いものはできないでしょうが、継続的に改善していけば結構いいコンテンツになるのではと期待しています。

Anki

Ankiはオープンソースのアプリで原則無料です。ただ、何故かiPhone/iPad用は有料で3000円くらいかかります。

Ankiの最大の特徴は、学習時における忘却曲線に合わせて、過去出てきた単語を自動で反復的に出してくるところです。つまり忘れてしまうところを思い出させて脳みそに深く刻もうということです。

ではアプリのダウンロード方法を説明します。
下にあるボタンをクリックしますとダウンロードページに行きます。そこにはWindows、Mac、LinuxなどOS別にダウンロードリンクがあります。選んでリンクをクリックすればダウンロードできます。英語ですがボタンをクリックだけです。

ダウンロードしたファイルをクリックすれば立ち上がります。
メインページにデッキという、いわば単語集みたいなファイルが並んでいます。そこをクリックして、順に単語を見ていき、自分の記憶の程度に合わせて簡単とか難しいとかの評価をするだけです。後はアプリが自動的にあなたが忘れそうになったらまた出てくるようにします。その繰り返しです。

メイン画面で、勉強しようというデッキ(単語帳の名前)を選択してクリックします。

通常は、クリックしていけばドンドンカードが出てくるのですが、上のスクショは1日の分を終了しています。でもダメ押しで見たい場合もあるはずです。その場合でも、カスタム学習を選ぶと可能です。クリックするとポップアップが出てきます。

カスタム学習の中の、先取りして復習するにチェックして、OKで再び見ることができます。

要は、
■問いが出てくる
■答えを考える
■解答ボタンをクリックする
■答えをみて、「もう一度」、「普通」、「簡単」などを自己判定で選んでクリック
■新しい問い

この繰り返しです。デフォルトでは1日20問とかの制限があります。

ネットビジネス学習への試み

英単語の場合、やればだれでも効率的に覚えられます。某東大生はこのAnkiをフル活用したとか。

ネットビジネス学習では、出来合いのデッキがありませんから、自分で作ります。簡単です。教材を読んで、大事な用語やポイントが出てきたらカードに入力し、そしてその答えも書けばいいだけです。意外と教材を読んでもすぐ忘れてますから、後で用語やポイントを見るだけで思い出したり忘れていることが分かったりしまう。

簡単なアプリですが、最初は慣れるのに時間が必要です。でも使い慣れたら最強です。

下に簡単な自作デッキをダウンロードできるようにしました。容量は僅かですが、zipファイルに変えてます。ダウンロード用のプラグインに制限があるためです。トライして頂ければ幸いです。

 

mrx-2.zip (37 ダウンロード)

 

 

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